ixion
-ライナーノーツ-
-ライナーノーツ-
はじめに
注意
*原作のネタバレがもろに含まれております〜
未プレイの方でプレイ予定のある方は見ないほうがいいかもしれません;
ていうか原作知らないとさっぱり分からないと思います(笑
ixion=神話上の人物。テッサリアの王、火の輪にくくりつけられてぐーるぐる
ってなかんじな(マテ
LEAF「天使のいない12月」の
ですが、
おかしーなー;
自分が調べた時はどこかに 「一人の男」とか言う意味を持ってる〜みたいな記述があったような・・・
気のせいかなぁ(鬱
まぁ、その意味から、ixion=主人公っていう意味(設定)で作った作品なのでする〜。
主軸になってるシナリオはジャケのとおり、須磨寺 雪緒にゃんのシナリオです(´д`*
このCDの情報公開したときからずっとネタバレを警戒してたのですが、
実はジャケ絵&裏ジャケからしてもうネタバレ全快だったりしたわけですが(何
背景及び雪緒にゃンはカリスマ萌え絵師(ォ)な10moさんにお願いして、
デザインの方は自分にやらせてもらったのですが、
丸い輪はイクシオンの神話で出てくる「イクシオンの輪」にちなんだ物だったりそうで無かったり(どっちよ
てなかんじで、
雪緒シナリオが主軸になっている〜を前提に以下の解説をお読みくださいませ〜
基本的に時間は原作の流れに沿ってまっすぐ流れていますー
#あくまで主軸です。
TR-01
closeted myself -Intersubjektivitaet-
Intersubjektivitaet : 間主観性
人のことも自分のことも、ちうか世の中というか
何もかもどうでもいい〜な感じの主人公が目の当たりにした一人の少女の自殺2フレ前(ォ
自分だけおかしな奴だと思ってたら大間違い。
世間にはありきたりな無味無臭の日常しかないと灰色な眼差し向けてた主人公は
「異常」を目の当たりにした「その日」から少しずつ少しずつ変わっていくのでする。
というわけで、「その日」と「最後の日」を漠然と眺めるような感じ?をイメージして作りました。
出会ってしまったその日に結末はもう見えてしまってたんじゃ無かろうかー的な。
自分でも彼女でもない、誰かの目に映る逆走馬灯みたいな。
もしくは二人とも「誰か」だったのかもかも?
・・・。
なんだそれ(台無し
ちなみにこのCDで唯一生録したパートのある曲です。
最後の方に出てくるグロッケンちうかチェレスタッちうかそんな感じの音がソレですにゃー。
鳥取の天●屋のおもちゃ屋で購入した幼児向けのおもちゃピアノです(д`;
もともとへたくそ以前の素人並な技量しかないので、
いい感じでたどたどしいのではーとかとか(爆
それと、「その日」というのは前述した自殺2フレ前を目撃してしまった日、
主人公と雪緒にゃんが初めて出会った日です。
構成は原曲と逆になってますです。(イントロがアウトロになってます。
TR-02
I hope so... -whereabouts-
whereabouts 居場所
この作品のヒロイン(?)的な存在な透子さんは
ドジでのろまでとりえが無くてーな女の子で
自分自身ソレを自覚してて、自分にはよりどころに出来るものなんて一つも無い〜
とかそんな感じの女の子なのでした。
そんな透子を心の拠り所にしてるしーちゃん。
普通を装い続けてた巨乳(爆
彼氏彼女っちうか男女の関係の意味になやむ真帆にゃん。
最初から何一つない(そうであることを願った)死に憧れる少女、雪緒にゃん。(´д`*
あと、前述したような主人公。
ンな感じの、かなーりあれな設定抱えたキャラたちのお話。
お互いの関係が少しずつ変わっていったりねじれたり〜。
肝心な曲の方は「居場所の無さ」をイメージして、
「ぼんやり」だとか「まどろみ」だとか「不安定」とかそんなのを意識して作りましたー。
後半どんどん力強くなっていくのは、
題名である「I hope so...」を意識したものです。
何も無かったところに生まれた意思が少しずつ形になっていく〜みたいな。そんな感じです。
歌は霜月はるかさんにお願いいたしましたー。
変幻自在な嬢の歌声に、柔らかさと原曲の灰色っぽさ(憂い?)を期待してお願いいたしました。
当初は自分が現鳥取在住なため、
はるかさんちで宅録〜な予定だったのですが、
偶然がいくつも重なり合ってあなたと出会って恋に落ちた的展開を迎え(古
bermeiさんにレコとディレクション
(大雑把に言うと、こんな感じで歌って〜とか今のところもう一回行きませうか〜とかそんな感じ)
を手伝っていただけることになったのでした。
前述した基本的な点を押さえていただければあとは何をやってもかまわないぜー(´∀`)
とかかなりいい加減な方針指定だったのですが(爆
レコ終わってびっくり。
д)゜゜ ナンジャコラー
この日以来自分の中で
べるめい=エロ
はるかそ=エロ
の図式が以下略(ォ
お二人とも、マジデありがとうございました!! m(_ _)m
というわけで頂いた素材のニュアンスに合わせて
アレンジを修正していって、あんな感じに仕上がったのでしたーん。
レコのときに送った仮オケの段階では後半にトランス系のシンセリフがあったとか無かったとか(д;
TR-03
夢の終わり、偽りの想い出 -others-
others 他人
others 他人
の意で用いました。間違ってるかも(д;
主人公の目に映る他のキャラたちはあくまで他人。
我関せずが俺のモットーだぜーみたいな主人公を意識して作った曲でする。
屋上でタバコ吸ってるシーンとか。
灰色の空と煙を見上げて何思う〜な感じ。とにかく灰色。
そんな主人公を支点にして交差する人間模様
初冬のいつもの交差点〜
学校だるーぃ、とかそういうの(笑
主人公は最終的に変わってしまうわけですが、
元からそういうところあったんだろうなァと、
終わり際はちょっと哀しげにしてみたんですがどう受けとめてもらえたかは定かではありません(ェー
TR-04
Going my subway -get used-
get used=慣れ
・・・でしたっけ?(マテ
主人公はある日からとある事情でケーキ屋のバイトを始めるのですが、
「その日」にであった雪緒タンが同僚になってしまうのでしたン。
最初はこのバイト自体嫌々で、
しかも異常娘のおまけつきで、マジ勘弁だった主人公なんですが、
意外と雪緒タンは普通で、
バイトにも慣れだして、
すこしづつ日常がなじんでくるのでした。
(日常を感じることの無かった主人公にとってはそれこそ異常だったり(´∀`) )
・・・そんなことを気にしてる暇が無いほど忙しかったりするわけですが(ォ
というわけで。
途中から急にアップテンポになって最後には四分打ちまで入りだします(笑
てんてこ舞いな店の雰囲気だとか、
店での他のキャラとのやり取りとか、 その辺イメージしていただけたら幸いでする。
開幕のベルっぽいのは店のウインドチャイム意識しましたですよ。
からら〜ん
雪緒「いらっしゃいませ」
*´д`)ァァン
TR-05
黄昏のゆりかご -axiom-
axiom 公理
真なることを証明する必要がないほど自明の事柄であり、
それを出発点として他の命題を証明する基本命題。
goo辞書より(ぉ
なんでもないようなことが〜幸せだったと思うー
とかどっかの虎が言ってました(古すぎ
灰色だった主人公の世界に色が付きだす中盤やや手前の雰囲気をイメージしました。
この手のアレンジはAEON以来ですね;
最後は、
人間味が出だしたかと思われた主人公が見てみぬふりしてる〜
とか、そんな感じをイメージしました。もしくは一時的に忘れてしまっている?
なにか忘れてないっけ、まぁいいか、あれ、でもなにかおかしいような〜ん?
とかそういう感じ(´-`
「なにももんだいなーい ほんとはまいってる〜」
TR-06
星ばかり見ていた -someday from here-
何時か
「こんな綺麗な世界で死ねたらいいのにね」
それが二人にとっての変わらない現実。みたいな。
なんだか普通な子に見え始めてた雪緒タン。でもやっぱりこれが現実。
最後の方は正しい位置でスピーカーで聞くといい感じで吸い込まれると思うので試してくだちぃ〜
間違ってもモノラルにしないでください(ォ
TR-07
Penance -Gyges' ring- (short ver)
Gyges' ring=ギュゲスの指輪
ギュゲスの指輪にまつわる哲学的論争論証は置いといて(マテ
「姿が見えないなら何をやっても罪にならないのん?」ってな問いに対する葛藤のようなものがテーマです。
この作品で言うと、主人公と透子と雪緒にゃンとの不思議な三角関係にまつわるソレです。
途中で出てくるボイスもそんな事をいっています;
(例によってフリーウェアで作ったボイスです)
主人公の苦悶〜苦悩〜苛立ち〜八つ当たりー深くなる罪の意識〜苦悶〜以下略(´`
考えても考えてもわからない。考えているうちにそもそも何を考えるべきなのかも わからなくなっていく・・・追い詰められていく〜見たいな感じ。
ワケワカラン(ェー
ちなみに元タイトルのPenanceは「贖罪」の意。
TR-08
無口な歌声 -conditional duty-
「一応の義務」
一番やりたかったアレンジかもですよー。
説明がいよいよだるくなってきたりする罠(爆
http://www.nuclear.jp/%7Emadarame/lec1/theory.html
こちらのサイト様から引用させていただくと
義務論(deontology)
一定のルールに照らしてその行為が正しいか否かを判断するのが義務論である。
このモラル原理となるルールを義務と呼ぶ。
現代においても功利主義と並ぶ規範倫理学の代表的考え方である。
イマヌエル・カント(1724〜1804)は、
それが普遍化可能なときのみモラル原理は正しいと主張した。
すなわち、ある行為がモラル的に正しいということは、
その際に従ったルールを全ての人が採用できる場合であるという。
自分にだけ特例を設けることは許されない。
このように考えると、絶対的に守るべき一連のモラル原理を摘出することができる。
例えば「人を殺すな」とか「嘘をつくな」などである。
カントの考えでは嘘はたとえ人の命を救う場合でも許されない。
現代の倫理学者は モラル原理を一応のもの と考え、
絶対的な何が何でも守るべきものとはみていない。
デビッド・ロス(1877〜1971)は次のような基本的義務のリストを作った。
・過去の行為についての義務(約束を守り、犯した過ちには償いをする)
・感謝の義務 公正の義務(功績と幸せが比例するようにする)
・ 善行の義務(他人の状況を改善する)
・ 自己改善の義務(倫理的・知的改善をする)
・ 他人を傷つけない義務
ロスはこれを
「一見自明な義務」あるいは「一応の義務」
(prima facie duty / conditional duty )と呼び、
本来の義務(duty proper / duty sans phrase)ではないとした。
ロスによると「嘘をつかない」とか「困っている人を助ける」というルールが正しいことは自明であるが、
ある状況においてどのルールが優先されるべきかについては議論の余地がある。
すなわち上記のリストは完全ないし最終のものとは主張しない。
倫理規程を定めるということはある意味では義務論の立場に立っているといえる。
規程そのものが義務のリストである。
ただ、規程は一応の義務であって、何が何でも教条主義的に守るべきものではない。
倫理規程が整備されていなくても義務論的立場で行動することはできる。
それには 黄金律 を用いればよい。
「人からしてもらいたいことを人にもせよ」
ないし「人からしてもらいたくないことを人にはするな」である。
・・・というわけです(?
そんなこんなで(??)罪の意識にぐらぐら揺らぐ主人公@学校な感じでやってみました。
喧騒がスライスされたり急に途切れたりーなのは
単純に主人公の意識はさっぱり周りに向けられてないーってな感じで。
どんどんど壷にはまっていって周りが見えなくなる@中盤
はっと気がついたらいつもの学校@後半
そんなかんじでする〜
イントロのピアノっぽいのはプリペアドピアノですにゃー
適当だぁ(´д`;
TR-09
Final Option -ixion-
最後の選択=FinalOption
副題は「はじめに」にて前述したとおりです。
「はじめからなければよかったのにー」と崩れる雪緒にゃんを前に(うろ覚え(д;
青い主人公が雪緒にゃんのために考えて出したあまりにも青い結論 =■●
周りから見れば異常というか馬鹿げてるというかな選択ですが
それは灰色だった主人公が望んだ事。
その意思たるや零距離大スフィアな世界。(意味不明
ぅぉーなんじゃそりゃーな自分の心の叫びだったり、ってな感じなトラックです(ぉ
TR-10
それでも誰かを好きになる -cooperate-
cooperrate:(希望に応じて)力を貸す
「世界中が祝福される日」が1曲目で書いた「最後の日」だったわけですが〜ん。
約束の日に、「その日」出会った場所に赴く主人公の目に世界はどううつってるんだろー、
とか、その場所に到着して会話して最後にイングリモングリしたりするわけですが(ぉ
まぁ、そのあたりをイメージして作りましたん。
冬っぽさも出してみたり。
・・・出てるかなぁこれ(爆
TR-11
ヒトリ -the roof- (outro)
the roof = 屋上
というわけでクリスマスでするー
約束どおり二人は投身自殺するわけです(つ∀`)
outro、とあるように
一応ここで、このCD上におきましては、一つの話が完結致します。
まさにジャケ絵のシーンなのです〜。
アンビエンス色々変えて変な音場目指してみましたン。
剥離された世界というか〜。
まとまりが無いだけという噂が(ry
落下SE作るのに時間かかった気がします(ェ-
さてはて、
ここで問題なのは原題の「ヒトリ」という題名だったりします。
TR-12
もういない誰かとあたし -I hope so-
「I hope so.」
原作ではまず二人の手を雪緒にゃンのリボンで縛り
「一緒なのは地面まで」とか言って投身するわけですが
最後の最後で雪緒にゃンが躊躇しちゃって、 二人とも死なずにすんでしまいます。
その夜に病院で包帯だらけで目覚めて雪見て 「もう痛いのはこりごり」 で終わります。
・・・。
コレだけ見ると超淡白だ(д;
んがしかし、このCDにおきましては
一応11曲目でお話を完結させて頂いております!
「屋上から飛び降りて地面に落ちた」という結末。 んじゃ12曲目はなにかーというと、
未完の物語〜。(ェー
原作では二人とも助かるわけですが、敢えてこのCDに於いては その結末を窓から投げ捨てました(ぉ
11曲目では「ヒトリ」、12曲目では「もういない誰かとあたし」。(´∀|
果たして投身自殺は成功したのでしょうかー
そもそも、二人で飛び降りたのでしょうか?
気になった方、わからねー!という方は
とりあえずもう一度11曲目の最後に戻って確認してみましょう!(何を
んまぁ、どっちにしてもどっちか○んでるという結末を呈したCDなのでした(д`;
ところで〜、
このCDのタイトルはixionだったわけですが、
最初に述べたように自分はどこかで「ixion」=「一人の男」という刷り込みを受けています(д
その辺が先ほど述べた、「このCDにおける物語の結末」に関わっているわけで・・・
もうおわかりですよね?(何
「I hope so」。
結末がどうあれ、それは誰かにとっては望んだ結末であり、
このCDにおけるそんな結末を望んだのは他でもない
I=自分=ztsだったのさーという酷いお話だったのでした!(ズガー
原作のBADエンドにもそれっぽいEDありましたけどねん(・ω|
透明なはるかさんの声が哀れむように「望んだことである」と反芻する・・・
2曲目をボーカル曲にしようと決めたと同時に、このアレンジのそんなイメージが固まってましたん。
メデタシ!
・・・とかそんな感じで楽しんでいただけたならコレ幸いなのですよ〜(´∀`)
final
まとめ
というかまぁ全体を通してのコメント〜。
原作は知ってのとおり、とにかくギターだらけな曲ばかりでした。
雪緒にゃんがギター弾けるということもあって、
(12曲目は雪緒にゃんの持ち曲)
ギター皆無とかまずありえないなーとか。
ある程度ギターで統一された原作に合わせてみようーってなことで、
エレピを多用してみたのですが気づいてもらえたでしょうかー(^^;
なぜエレピーといわれても困るのですが(ォ
エレピだけーってのはアレなので、
やはりギターと、ピアノで穴埋めーって感じで全体をまとめて見ました。
正直言って引っ越したあとの作品ということもあってか(?
調子が良いとはいえない状況で作った作品なのでかなり自信ないのですが、
何度も繰り返してる「灰色」とジャケの雰囲気というか、
報われたのか報われて無いのかよくわからない感じを味わっていただけたら幸いです(ェー
それでは最後になりましたが、
このCDを聞いてくださった皆様方&力を貸してくださった皆様方、
改めてありがとうございました〜ヽ(´∀`)ノ
おしまい _n ...o